白い子馬 [絵]

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動物園の柵の中に閉じ込められている白い子馬は夢を見ている。
第一日、子どもを背に載せて駆けることを夢見ている。
彼はとても駆け回りたいのだ。
けれども、柵の欄干に足留めされる。
一度目、試してみたが、跳び越えられなかった。
二度目に、彼は後ろに何歩か退いてから、跳躍した— —

彼は、動物園の中で最も遥か高くに跳べる一番立派な最高の馬になった。
彼のお父さんより力が有る。

— —しかし、白い子馬は動物園の大きい ZOOという 看板を跳び越す事はまだできない。

被關在動物園的柵欄裡的小白馬在作夢。

夢見第一天被人類小孩騎在背上的情形。
牠忍不住想跑起來,卻被柵欄困住。
試了第一次沒跨過去。
第二次,牠退後幾步,飛躍了過去— —
牠是動物園裡躍的最高最遠最棒的馬匹,比牠爹還厲害!
— —但小白馬飛躍不過動物園大大的ZOO招牌
タグ:子馬
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mari

この話の「落ち」好きです!
by mari (2010-01-31 17:42) 

ロカ

ありがとうございます。
嬉しいです!
「落ち」の意味を調べて後、分かりました。
文章の視点のことを指すでしょうか?
by ロカ (2010-01-31 17:47) 

mari

「落ち」とは日本の伝統的話芸のひとつである「落語」などで
気のきいた洒落などですっきりまとめる結末の部分のことを言います。
そこから転じて、一般的には話の効果的な結末を言い表します。
ショートストーリーにはどのように「落ち」を持っていくかが、かなり重点をおかれる傾向にあります。
その点で、ろかさんの今回の作品の結末の持って行き方が、「ZOOの看板」というひとつの道具を用いて、あらゆる意味を含ませる(私はその看板を「馬という動物の枠」を超えられないという意味と解釈しました。)その結末が好きだと思いました。
by mari (2010-01-31 19:28) 

ロカ

mariさん、詳しく教えてくれて、ありがとうございます。
日本人はとても優しい人だと思っています。^_^

それでは、分かりました。
エンディングです。
そうそう、ショートストーリー(極短篇)の結末は最も大切なところです。
これはショートストーリーが好きわけです。

文学的な言葉は会話よりもっと難しいし、mariさんの新しい文章を拝見しました。
けれども、私には少し読みにくいです。恥ずかしいです。^/////^

ところで、「猫語」を読むことはできますよ。

by ロカ (2010-01-31 19:56) 

mari

私もショートストーリーの魅力は
エンディングにあり!と思っています!
あとはどれだけ短い文章で読み手に
想像力をかりたたせることができるか。。。でしょうか^^

確かに文学的な言葉は難しいですね><
私の文章もエッセイ風のものは
正しい日本語というよりは、
日本独特の雰囲気で作りあげる感覚、また自分が普段しゃべっている言葉を書き写している傾向が強いかもしれません。。。><

猫語はきっと、私が子供の頃によく読んだ、児童文学の要素が強くでていて、基本的な日本語に比較的忠実にそっているので、読みやすいのかもしれませんね。
言葉ってその時その時の選び方で、まるでお洋服を着替えるように、雰囲気が全く変わってしまう、、、そういうところが、言葉を綴る上での楽しさでもあり、また難しいところでもあるなぁと感じています!

私もろかさんのHP拝見させていただいていますよ^^
お恥ずかしながら、私はろかさんのお国の言葉が
全くわからず、翻訳の機能を使用して読ませていただいているます。
そのため、ろかさんの言葉の世界に自分の感覚で読むことができないのが、とても残念です。。。
でも幸いなことに、ろかさんのお話は、言葉とともに、あの素晴らしい絵が、まるで私の手をひくかのように、ろかさんの世界へ導いてくれるので、お話の中に入っていけることができます。

これからもろかさんの作品を拝見できること、とてもとても楽しみにしているので、たくさんの素敵なお話、絵を発信し続けてください!

ブログを通じてろかさんに出会えたことに感謝!
by mari (2010-01-31 22:37) 

ロカ

mariさん、コメントありがとうございます♂
私のブログに時々中国語があり、それは日本語を翻訳するものです。
私の日本語の程度はこのサイトで上手になればいいです。
それに、mariさんの作品を理解することをできることを目指しましょう。

by ロカ (2010-01-31 23:09) 

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